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28年度の概算医療費は▲0.4%のマイナス(9月15日)

厚労省は15日、平成28年度の概算医療費を発表した。総額41.3兆円で、前年度に比べて0.2兆円、▲0.4%となった。

前年度比マイナスは、13年度以来の14年ぶり。

厚労省は、「27年度はC型肝炎治療薬などの抗ウイルス剤の薬剤料の大幅増によって高い伸びとなったのに対し、28年度は診療報酬のマイナス改定のほか、薬剤料の大幅な減少により一時的にマイナスになったと考えられる」と分析。併せて、「27年度と28年度の2年間の平均の伸び率は1.7%となっている」とし、傾向が変わっていないことを強調した。

一方、28年度調剤医療費(電算処理分)の動向も発表した。

前年度比▲4.9%の7兆4395億円。内訳は、技術料1.1%増の1兆8490億円、薬剤料▲6.7%の5兆5778億円、特定保険医療材料0.9%増の128億円。17年度の集計以来、薬剤料のマイナスは初めて。  

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