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ワクチン分科会が交互接種を了承 追加接種は必要性を確認(9月17日)

厚生科学審議会の予防接種・ワクチン分科会は9月17日、新型コロナワクチンについて、1回目と2回目で異なるワクチンを接種する交互接種を、一定の要件のもとで認めるとした。

現在国内で承認されているファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社の3つのワクチンについて、mRNA ワクチン接種後に重篤な副反応が生じた場合や、1回目と2回目に同一のワクチンの接種を受けることが困難な場合に、1回目の接種から2回目の接種まで 27 日以上の間隔をおいて、異なるワクチンの接種が承認された。

また、2回接種が完了した者の3回目の追加接種についても「準備が必要である」とし、2回目の接種から8か月後をめどに実施する方向性を確認した。ただし、使用するワクチンの種類や対象者、接種開始時期などの詳細については、科学的な根拠が十分ではなく、また委員の意見が割れたため、引き続き分科会で議論するとした。

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