日医ががんゲノム医療の保険取扱いや法整備を要望(4月17日)
日本医師会の横倉義武会長は4月17日の会見で、がんゲノム情報の集約に関する日医の見解を示した。
診療に用いたがんゲノム検査の情報だけでなく、患者のがんゲノムの全情報を国立がん研究センターのがんゲノム管理センターに適切に登録するため、国や専門医療機関と協力して保険上の取扱いや法整備を要望していく方針を明らかにした。
現状では、がんゲノム検査は海外で実施されることが多く、全情報がフィードバックされにくいという。横倉会長は、国内でがんゲノム検査の実施やゲノム情報の管理体制の整備が必要とした。