医療・介護連結のオープンデータを議論(9月27日)
厚労省の医療・介護データ等の解析基盤に関する有識者会議は9月27日、レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)と介護保険総合データベース(介護DB)の連結のオープンデータの扱いなどの論点について議論した。
厚労省は、NDBと介護DBを連結したデータについてもオープンデータをすぐに作るのでなく、研究者らのニーズを踏まえて検討していってはどうかという論点を示した。
日本医師会の石川広己委員は、「医療と介護を連結したデータベースのオープンデータをいきなりつくるのではなく、まずは介護DBの第三者提供を行うなかで、研究者等からのニーズがあれば介護DBのオープンデータから作成して公表するほうがよい」と主張した。