中医協がICTの活用、情報共有・連携を協議(12月18日)
中医協は12月18日の総会で、次期診療報酬改定に向けて横断的事項のICTの活用、情報共有・連携を協議した。
オンライン診療料の施設基準では、緊急時に30分以内に医療機関が対面診療可能な体制を有していることがある。通常、緊急時は救急病院の受診が想定されるため、要件を緊急時の対応と分けて整理する。 オンライン診療料の要件で、医師が一定期間対面診療を行っている医療機関内とされている。
離島やへき地において、医師が定期的に派遣先で対面診療を行う場合を認めるよう、要件を見直す。 情報共有・連携では、緊急時に患者からの電話再診で、医師が救急医療機関の受診を指示した上で、必要な診療情報を提供する場合に診療情報提供料の算定を認める。