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オンライン診療の指針の改訂に向け検討会が議論再開(10月7日)

厚労省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」は7日、初診からのオンライン診療を可能とするための指針の改訂の議論を再開した。診療報酬の議論は中医協で行われるため、厚労省としては、検討会で指針改訂の議論を可能な限り早くまとめたい考えだ。

現状では、新型コロナの状況を踏まえ、時限的・特例的に、初診からの電話・オンライン診療が実施されている。一方、新型コロナ収束後を見据え、通常ルールとしてのオンライン診療の指針を改訂し、初診からのオンライン診療を可能とする方針も決まっている。

初診からのオンライン診療で求められる医学的情報や適切に対面診療につなげる実施体制などが論点となっている。初診からのオンライン診療により、若年者や勤労世代がかかりつけ医を持つことにつなげられるとの観点を強調する意見もあった。

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