日精協が70周年記念式典を開催(3月18日)
日本精神科病院協会は3月18日、創立70周年記念式典を開催した。寛仁親王妃信子さまが臨席され、安倍晋三首相も祝辞を寄せた。
山崎學会長は挨拶で、昭和24年に創立された日精協のこれまでを振り返り、「協会の歴史は精神科医療に対する社会的偏見との戦いであった。今日も偏見は数多くある。偏見と戦いながら適切な精神科地域医療の推進に邁進していく」と述べた。
高階恵美子厚労副大臣は根本匠厚労相の祝辞を代読。気分障害や認知症、発達障害等、従来の精神科医療より幅の広い診療が求められているとした上で、「精神科領域の専門家の育成と精神科医療のさらなる進化に取り組むことは重要な課題。次の時代にふさわしい新たな仕組みや役割についても積極的にご提示いただくべきと考えている」と述べた。