見出し画像

60歳以上の外出手段は「自分で運転する自動車」が6割(6月18日)

政府は6月18日、令和元年版高齢社会白書を決定し国会に提出した。今回は「高齢者の住宅と生活環境に関する意識」を特集で紹介した。内閣府が昨年度実施した「高齢者の住宅と生活環境に関する調査」に基づくもので、全国の60歳以上の男女1870人を対象に行った。

外出の手段では「自分で運転する自動車」が6割であり、「ほとんど毎日」運転する人が7割となった。

60歳以上の外出の手段を聞いたところ、「自分で運転する自動車」が56.6%と最多で、僅差で「徒歩」が56.4%で続いた。自転車や電車、バス、家族などの運転する自動車はいずれも2割にとどまった。自分で運転する自動車を外出の手段としている人に、運転頻度を尋ねたところ、「ほとんど毎日」が67.4%。

また「一般的に支えられるべき高齢者とは何歳以上だと思うか」を聞いたところ、「70歳以上」が83.0%と8割を超えた。

現在住んでいる地域に住み続ける予定があるか聞いたところ、93.1%が「ある」と答えた。さらに安心して住み続けるために必要なことは、「近所の人との支え合い」が55.9%で最も多かった。

社会保険研究所ブックストアでは、診療報酬、介護保険、年金の実務に役立つ本を発売しています。