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介護ロボットの開発で相談窓口等を8月3日から開設(7月29日)

厚労省は7月29日、「介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム」を8月3日から開始することを公表した。プラットフォームは、「相談窓口」「リビングラボ」「実証フィールド」で構成され、介護ロボットの開発から普及までの一連の流れを一層加速化するため、「相談窓口」と「リビングラボ」について8月3日から開設する。

「相談窓口」は全国に当面11か所設置する。各地域で介護ロボットに関する介護現場のニーズや開発企業の双方から相談を一元的に受け付ける。「リビングラボ」は実際の生活空間を再現し、新しい技術やサービスの開発を行うなど、介護現場のニーズを踏まえた介護ロボットの開発を促進するための機関だ。全国に当面6か所設置する。本事業を通じて開発企業等のネットワークを構築し、支援していく。「相談窓口」「リビングラボ」について厚労省は今後、増設を目指す。

さらに「実証フィールド」を設ける。特養や老健、特定施設入所者生活介護事業所などの協力を得て、開発した介護ロボットの試験的運用や導入効果データの収集などを行う。現在、関係団体を通じて協力施設を募集しており、厚労省によると、すでに約150施設が協力の意向を示している。

「相談窓口」「リビングラボ」の連絡先などは、介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォームのホームページまで。https://www.kaigo-pf.com/

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