医療保険部会が病院受診時定額負担の拡大を議論(3月12日)
社会保障審議会医療保険部会は3月12日、病院受診時定額負担の拡大を議論した。
4月から特定機能病院と200床以上の地域医療支援病院が定額負担の対象となるが、全世代型社会保障検討会議の示す方向に従って、仮に200床以上の一般病床をもつすべての病院にまで広げると、688病院が新たに対象に加わることになる。
健保連の佐野雅宏委員は中間報告の内容を支持し、具体化を求めた。日本医師会の松原謙二委員は対象の拡大には反対し、「現行制度のもとで再診時の定額負担の実施を徹底すべき」と主張した。