介護分野での新たなデータベース構築へ(3月9日)
厚労省の「科学的裏付けに基づく介護に係る検討会」は3月9日、「介護分野における今後のエビデンスの蓄積に向けて収集すべき情報」に関するとりまとめ案を大筋で了承した。
これを踏まえ厚労省は、利用者の自立支援などに向けた根拠に基づくサービス提供を目指し、介護分野での新たなデータベース「CHASE」の構築を進める。平成31年度には試行運用を行い、32年度からの本格運用を開始する予定。収集する情報は、栄養や口腔、機能訓練、アセスメント、認知症、ADLなど幅広く、項目数は総計265項目に上る。収集情報は随時見直す。検討会は今後も議論を継続する。