協会けんぽで保険料率10%据え置きが大勢(11月21日)
全国健康保険協会の運営委員会は11月21日、平成31年度平均保険料率について議論した。料率に関する意見を提出したのは37支部で、18支部が10%に据え置くべき、6支部が料率を引き下げるべき、13支部が両論だった。
報告を受け、事業主代表の委員1人は料率引き下げを主張したが、他の委員は中長期的な観点で10%に据え置くことに理解を示した。 委員から、2兆2573億円に積み上がった準備金残高に関連して、「残高がどれほどになったら料率引き下げに反映するのか」との質問があがったが、協会けんぽは「残高の上限を示すのは難しい」と回答を控えた。