中医協基本小委でDPC制度見直しの中間報告を議論(7月5日)
中医協の診療報酬基本問題小委員会は7月5日、DPC評価分科会がまとめた中間報告について議論した。
中間報告は、次期改定のDPC制度見直しの方向を示したもので、調整係数の機能評価係数Ⅱへの置換え完了に伴い、機能評価係数Ⅱの再整理や新たな激変緩和措置を行うとしている。基礎係数の3類型の分類は変えないが、名称を変更する。また、項目ごとに等分の評価を行っている機能評価係数Ⅱは現行のⅠ群とⅡ群で重み付けの変更を行う。
議論では、DPC制度として平均在院日数の短縮をさらに求めることをめぐって、診療側と支払側で意見の相違があった。