新型コロナ検査価格で新たな緩和措置(3月16日)
中医協は3月16日、持ち回りによる総会を開催し、新型コロナ検査の保険償還価格の見直しを了承した。
核酸検出(PCR)検査(委託)の保険償還価格の引き下げにおいて、4月1日から6月30日までは850点とする新たな緩和措置を設ける。
昨年12月8日の中医協総会で、核酸検出(PCR)検査(委託)の保険償還価格を1800点から700点に引き下げることを決める一方で、12月31日から3月31日までは激変緩和措置として、1350点とすることを決めていた。
今回はさらなる緩和措置を設け、4月1日から6月30日までは850点とする。7月1日以降は700点となる。
保険償還価格が自費検査価格に影響を与えていると考えられ、実勢価格を踏まえた引下げを行うことになったが、医療機関に対しさらなる配慮を設けた形だ。