時々刻々|#12 被用者保険の適用拡大のずっと先を考える――新しい資本主義の社会保障から新しい社会の生活保障へ
被用者保険(厚生年金・健康保険)への加入対象者の範囲を広げる、いわゆる適用拡大ですが、ことし令和4年10月から従業員数101人以上の企業、令和6年10月からは従業員数51人以上の企業に勤めるパートやアルバイトの方々が、被用者保険の適用の対象となります。
一方、政府の全世代型社会保障構築会議では、勤労者皆保険の実現を考えていて、従業員数によるしばり(企業規模要件)の撤廃や被用者保険の適用除外とされてきた非適用業種の見直しなども検討していくとのことです。さらにフリーランスや、