時々刻々|#6 新しい社会と社会保障――『年金時代』の社会の見方について
新型コロナウイルス感染症と折り合いをつけたウィズコロナに向けて、社会(世界)はどう変わろうとしているのでしょうか、あるいはどう変えていくことが求められているのでしょうか。
これまで『年金時代』では、年金制度を中心に国の社会保障を取り扱ってきました。そして、持続可能な社会保障のあり方について考えてきました。『年金時代』に連載企画(「謎の新興国アゼルバイジャンから」)を執筆いただいていた香取照幸さんは、その著書『民主主義のための社会保障』(東洋経済新報社、2021年)において、