30年度概算要求の年金・医療等は6491億円増(8月25日)
厚労省は8月25日、自民党の厚生労働部会に平成30年度予算概算要求を提示した。
厚労省予算は対前年度比2.4%増の31兆4298億円、となった。うち、大部分を占める年金・医療等の経費は6491億円増加の29兆4972億円で、年末の予算編成に向けて増加分を5千億円まで抑えることを目指す。
年金・医療等の経費の増加分(6491億円)の内訳は、医療が約3千億円、年金が1500億円、介護が1千億円、福祉その他が900億円となっている。
待機児童の解消などで新たな財源も必要で、診療報酬・介護報酬・障害報酬改定がある中で、社会保障関係費を5千億円まで圧縮する手段が年末までの課題となる。