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医師需給合同会議が第3次中間取りまとめを了承(5月28日)

厚労省の医療従事者の需給に関する検討会と医師需給分科会の合同会議は5月28日、2020年から2年間の医学部入学定員を現状どおりとする「第3次中間取りまとめ」を了承した。

医学部入学定員は臨時増員の取扱いが課題だが、医師偏在対策や医師の働き方改革の影響が現時点で把握できず、医師需給の見通しが見極められないため、当面は現在の医学部入学定員を維持する。2022年以降の医学部入学定員については、臨時増員の減員に向けて検討することとした。

委員からは、「若年人口が減少する中で、医療従事者を増やすのは難しい状況にあることを議論の基本にするべき」、「ミクロの医師不足は解決していない。減員を前提にすべきではない」などの意見が出た。

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