本体プラス改定を主張「医療従事者の心を折らないで」(12月15日)
日本医師会の中川俊男会長は12月15日の会見で、令和4年度診療報酬改定の議論が大詰めを迎えていることに触れ、「躊躇なく本体プラス改定をすべきだ」と改めて訴えた。
医療現場の状況については「新型コロナウイルス感染症の影響で医療現場は著しく疲弊し、医療機関経営も深刻である。こうした状況の下で本体のマイナス改定はあり得ない。絶対にプラス改定にしなければ全国の医療が壊れてしまう。これからもコロナとの闘いは続く。決してひるまずに闘い続ける。第6波や新たな新興感染症にも備えを固める覚悟だ。医療従事者の心を折らないでほしい」と述べ、理解を求めた。