救急・災害医療検討会が議論まとめる(2018年7月6日)
厚労省の「救急・災害医療提供体制等の在り方に関する検討会」は2018年7月6日、今年2月から5回の議論をまとめた。来年度予算案の概算要求に向け、DMAT事務局の人員を増強するための予算が必要との考えを盛り込んだ。
また、◇災害拠点病院に燃料が優先的に供給される体制◇ドクターヘリやドクターカーの効率的な運営のため、地域で一体的に協議◇ドクターヘリの安全な運用・運行のため方針の明示─を通知することも明確化した。
そのほか、◇広域災害・救急医療情報システム(EMIS)◇災害派遣精神医療チーム(DPAT)◇災害医療精神科病院─の課題は同検討会で引続き議論する。救急医療体制についても、次期診療報酬改定を見据えながら、救急医療に必要な体制や評価の検討を続ける。