吉村理事長が新専門医制度の運営振り返る(6月15日)
日本専門医機構の吉村博邦理事長は6月15日の会見で、6月25日の役員改選の社員総会が開かれるのを前に、新専門医制度の運営を振り返った。
「制度のスタートは当初の予定より1年遅れたが、今年4月に始めることができた。医師の地域偏在拡大への懸念に対しては、6都府県の専攻医に上限を設定し、それがクリアすることができたため、偏在の加速は防いだ。東京への集中など元々の偏在があり、今後何らかの対策が必要になる」と述べた。
同日の理事会で、サブスペシャリティとして、「がん薬物療法専門医」を承認したことも報告した。