日本専門医機構の新任理事25人が決定(2018年6月29日)
日本専門医機構は2018年6月29日の社員総会後に会見を開き、新任理事25人が決定したことを報告した。近日中に理事会を開催し、新しい理事長、副理事長を互選する。現在の理事長、副理事長は、いずれも選出母体から推薦を受けていないため、3人とも退任となる。
吉村博邦前理事長を選出している日本医学会連合の推薦は寺本民生氏と南学正臣氏、松原謙二前副理事長を選出している日本医師会の推薦は今村聡氏と羽鳥裕氏、山下英俊前副理事長を選出している全国医学部長病院長会議の推薦は有賀徹氏と寺本明氏となっている。四病院団体協議会の推薦は前回同様に、神野正博氏と森隆夫氏。松原前副理事長は監事となった。
退任挨拶で吉村前理事長は、「専攻医の地域偏在など課題は山積だが、曲がりなりにも制度をスタートさせることができた」と述べた。