医師の働き方改革で宿日直等の論点示す(9月3日)
厚労省は9月3日、医師の働き方改革に関する検討会に宿日直と自己研鑽の取扱いで論点を示した。宿日直では、労働時間規制の適用外となる基準の見直しを検討するとした。問診や看護師への指示程度であれば、時間外労働とみなさないことを提案した。
宿日直の適用を受けていても、勤務中と同様の労働を行った場合は、割増賃金の支払いが必要になる。自己研鑽では、病院外で使用者の指示がなく参加する学会や勉強会、任意の執筆活動などは、時間外労働とはみなさないことを論点とした。同検討会は引続き、これらの論点を議論する。