「厳しい改定だが活路を見出す」鈴木保険局長が就任会見 (7月28日)
厚労省の鈴木俊彦保険局長は7月28日、専門誌による厚生日比谷クラブとの就任会見に応じた。
次期診療報酬改定の改定率については、「厳しい中でどうやって活路を見出すかに尽きる。関係者と力を合わせて乗り切りたい」と述べた。
社会保障費の自然増1300億円の抑制が課される中で、プラス改定の財源が当面薬価財源しか見当たらないことに対しては、「財源が先にあっての改定ではない。国民のためになる改定を実現する上で、どう財源を組み立てていくかだ。順番が逆にならないようにしたい」と述べた。
社会保険診療報酬支払基金の業務改革については、「現場の状況をよく理解し、よく話し合って着実に進めていきたい」と述べた。