調剤薬局の倒産が1~8月で22件 大幅に増加(9月7日)
東京商工リサーチは9月7日、2021年1~8月の調剤薬局の倒産動向に関する調査結果を公表した。
1~8月の調剤薬局の倒産は22件で、前年同期から83.3%と大きく増加し、2004年の調査開始以来、最多となった。新型コロナ感染拡大により医療機関の受診控えが起きたことや、マスクや手洗いなどの感染対策により患者数自体が減少したことが背景にある。
負債総額は25億9100万円で、前年同期から4倍超と大幅に増加した。10億円以上の倒産が1件、1億円以上5億円未満が4件だった。