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健保連が花粉症治療のOTC類似薬の保険除外を提言(8月23日)

健保連は8月23日、次期診療報酬改定に向けて、レセプト分析結果を発表した。幸野庄司理事は、花粉症治療においてOTC類似薬を1分類のみ投薬する場合について、薬剤を保険適用から除外すると、薬剤費は全国推計で年間36億円削減できると分析した。  

  幸野理事は、「花粉症を主病とする患者に、1処方につきOTC類似薬を1分類のみ投薬する場合は、当該薬剤について保険適用から除外すべき」と主張した。厚労省にレセプト分析結果を報告し、中医協で議論するよう求めているという。仮にOTC類似薬すべてを保険適用から除外したとすると、597億円の薬剤費を削減できるとした。

このほか、レセプト分析に基づき、◇機能強化加算の算定要件の見直し◇生活習慣病治療薬のフォーミュラリー(効率化のための採用薬の評価)の診療報酬制度への導入◇リフィル処方(反復調剤可能な処方)の導入◇調剤基本料・薬剤服用歴管理指導料の算定要件の見直し―を提言した。    


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