
ステューデント・ドクターの公的化で報告書案を議論(11月20日)
医道審議会・医師分科会は11月20日、シームレスな医師養成に向けて共用試験とステューデント・ドクターの公的化を目指す報告書案を議論した。大筋で了承を得たが、文言修正等があり、再度分科会を開き決定する。
報告書では、医師の養成で、医師の卒前教育と卒後教育に分断があることから、臨床参加型臨床実習を重視した一貫した養成の仕組みを求めた。
臨床実習前に技能と態度を試験するものとして、すでに確立している共用試験CBTと共用試験臨床実習前OSCEを公的化するとともに、いわゆるステューデント・ドクターを法的に位置付ける。
医師免許を持たない医学生が一定の医行為を行える制度で、現行だと、いわゆる門田レポートで整理された医行為を行うことができる資格となる。
