四病協が地域医療構想や医師の働き方改革を協議(2月27日)
四病院団体協議会は2月27日に総合部会を開き、地域医療構想や医師の働き方改革を協議した。地域医療構想に関しては、厚労省が公立・公的病院の機能を重点化するために、公・民の病院の地域での競合状況などを4パターンで示し、構想区域での議論を促している。
終了後の会見で全日本病院協会の猪口雄二会長は、「隣接する構想区域との関係を含め、構想区域の医療提供体制は千差万別で、構想区域単位で協議することの不合理を指摘する意見が多く出た」と述べた。
医師の働き方改革に関しては、「特例水準が適用される病院が三次医療救急医療機関」や「二次救急医療機関かつ年間救急車受入台数千台以上」とされていることに対し、「二次医療機関の機能を踏まえ、もう少し文言を(緩くする方向で)見直しほしい」と要望した。