療養環境別に高齢者の医薬品使用の指針(12月25日)
厚労省の高齢者医薬品適正使用ガイドライン作成ワーキンググループは12月25日、高齢者の医薬品適正使用の指針(追補)について協議した。追補編は、患者の療養環境の特徴を踏まえた薬剤の追加の留意点を記載する。
療養環境は、①外来・在宅医療②急性期後の回復期・慢性期の入院③その他(常勤の医師、歯科医師が配置されている介護施設)-の3種類に分類する。
外来・在宅医療では、外来・在宅医療における処方確認・見直し、長期通院中・長期療養中の処方確認を求める。急性期後の回復期・慢性期の入院では、急性期の病状が安定した段階での処方確認・見直し、入院前の医師・薬剤師の情報共有を指摘した。その他の療養環境では、長期的な安全性と施設内の薬剤管理を求める。