国保中央会が社会保障制度改革を強調(2018年6月28日)
国民健康保険中央会は2018年6月28日に定期総会を開き、平成29年度の事業報告と収支決算を承認した。岡崎誠也会長は挨拶で、「骨太方針2018では、2025年度に国・地方のプライマリーバランスの黒字化を目標とし、社会保障制度改革を進めるとしており、改革を着実に実施しなければならない。国保への普通調整交付金の見直しが議論されているが、3400億円の財政支援の継続を求めていく」と述べた。
また、役員改選を行い、原勝則理事長を再選するとともに、常務理事は飯山幸雄氏に代わって新たに中野透氏を選任した。中野氏は前・東京都建設局理事で、駒込病院医事課長や大久保病院庶務課長、病院経営本部経営企画部財務課長、同本部経営企画部長などを歴任してきた。