医療安全調査機構への1月の医療事故報告は35件(2月7日)
日本医療安全調査機構は2月7日、1月の医療事故調査制度の現況を報告した。医療事故報告は35件で累計1642件となった。病院からが31件、診療所からが4件。院内調査結果報告は45件(累計1317件)あった。
同機構の医療事故調査・支援センターへの相談件数は197件で累計8501件。遺族等からが114件で、うち遺族等の求めに応じ相談内容をセンターが医療機関に伝達したのは3件(102件)となっている。医療機関からの相談は71件。一方、センター調査の依頼件数は3件で累計117件となった。
同制度は、医療事故が発生した医療機関で院内調査を行い、その調査報告をセンターが収集・分析し再発防止につなげる仕組み。依頼によりセンター自身も調査を行う。