『FOCUS!年金改正 社会保険の適用拡大』好評発売中!
令和6年10月実施の社会保険の適用拡大にフォーカスしたパンフレット『FOCUS ! 年金改正 社会保険の適用拡大』が社会保険研究所から好評発売中です!
厚生年金・健康保険の適用範囲の拡大で何が変わるのか、従業員や企業にとってどんなメリットがあるのかを8ページでコンパクトに解説したパンフレットです。
パンフレットの掲載内容
以下にパンフレットの掲載内容を紹介します。A4サイズ8ページで次のとおり3部構成となっており、従業員・企業双方にとってのメリットと企業に求められる対応を簡潔に説明しています。
■従業員(パート・アルバイト等の方)にとってのメリット
【ケーススタディ】によるポイント解説
国民年金に加入のまま、あるいは配偶者の被扶養者になったままの場合と、厚生年金に加入した場合で、保険料額や将来の年金額はどれくらい違うのですか。
【Q&A】一問一答形式でよくある質問に回答
Q1:配偶者の被扶養者としてパートで働いています。社会保険に加入すると手取りが減るので入らなくてもよいですか。
Q2:新たに社会保険に加入する場合、必要な手続きはありますか。
Q3:現在、年収130万円を超えないよう、就業時間を調整して働いています。年収130万円の基準が年収106万円(月収8.8万円)の基準に変わるのですか。
■企業にとってのメリット
【ケーススタディ】によるポイント解説
従業員数90人の会社です。令和6年10月からの適用拡大の対象者(月額賃金が10万円)が5人います。この5人が厚生年金と健康保険に加入すると、会社が負担する保険料は月額でどれくらいになりますか。健康保険は東京都の協会けんぽに加入しています。
■企業が適用拡大を行う場合の基本的な流れ
手順1・加入対象者を把握する
手順2・社内に周知する
手順3・従業員に対する説明会や個人面談を実施する
手順4・「被保険者資格取得届」を提出する
試し読み(P3)公開:『従業員(パート・アルバイト等の方)にとってのメリット』
以下にこのパンフレットのP3『従業員(パート・アルバイト等の方)にとってのメリット』の試し読みページを公開します。
メリット1・厚生年金に加入することで年金が2階建てになり、老齢・障害・遺族の保障が行われます!
■老齢年金
受給資格期間(10年)を満たせば、65歳から老齢基礎年金と老齢厚生年金が受けられます。
■障害年金
病気やけがなどで障害の状態になったときに、障害基礎年金と障害厚生年金が受けられます。しかも、障害の程度が軽い場合、障害基礎年金だけよりも保障が充実します。
■遺族年金
加入者や厚生年金受給者が亡くなったとき、残された遺族に遺族基礎年金と遺族厚生年金が支給されます。
メリット2・健康保険に加入することで、国民健康保険(国保)にはない傷病手当金(新型コロナ傷病手当金を除く)、出産手当金が支給されます!
■傷病手当金
健康保険に加入していると、業務外の病気やけがで働くことができないとき、支給開始日から1年6ヵ月を限度に給料の2/3相当が傷病手当金として支給されます。
■出産手当金
健康保険に加入していると、出産のために会社を休み報酬が受けられないとき、産前42日・産後56日までの間、給料の2/3相当が出産手当金として支給されます。
※厚生年金に加入していると、産前産後休業期間中および育児休業期間中の厚生年金保険料が免除され、その期間分は保険料を払ったと見なして将来の年金給付に反映されます。
メリット3・保険料は口座振替から給料天引きに変わります!
これまで口座振替などの方法で支払っていた国民年金保険料・国保保険料が、厚生年金保険料・健康保険料に変わり、給料からの天引きになります。
ボーナスがあればボーナスからも保険料を支払います。
厚生年金保険料・健康保険料とも半分は会社が負担します。
給料によっては保険料の総額が下がり、保障が充実します。
『FOCUS!年金改正 社会保険の適用拡大』(令和6年度版)は社会保険研究所ブックストアにてお買い求めいただけます。
※33,000円未満のご注文の場合、一律550円の送料をご負担いただきます。