新型コロナ対応や自然増分など含めず厚労省概算要求額は約33兆円(9月25日)
自民党は9月25日、厚労省の令和3年度予算概算要求を了承した。
新型コロナ対応の予算などは年末までの予算編成過程で決定するため、要求額には含めず、令和2年度予算と同額の約33兆円を計上した。高齢化などで自然に伸びる医療や介護などの経費も、現時点では見込めないため、令和2年度と同水準としている。
予算要求の重点事項の柱は①ウイズコロナ時代に対応した保健・医療・介護の構築②ウイズ・ポストコロナ時代の雇用就業機会の確保③新たな日常の下での生活支援。地域医療構想・医師偏在対策・医療従事者の働き方改革の予算も令和2年度とほぼ同額の1064億円を要求した。