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医療保険部会が2040年の将来見通しを協議(5月25日)

社会保障審議会の医療保険部会は5月25日、2040年を見据えた社会保障の将来見通しと政策課題について協議した。厚労省が21日の経済財政諮問会議に提出された2040年度の医療・介護給付費推計を説明するとともに、今後の医療保険改革の検討の進め方について考え方を示した。

2040年を展望した医療保険改革の検討課題としては、給付と負担の見直しによって制度の持続可能性を図るため、◇負担能力に応じた負担のあり方◇保険給付のあり方◇医療保険制度の基盤・保険者機能の強化◇高齢者医療制度のあり方―を指摘。現役世代の人口が急減するなかでの社会の活力の維持向上のための検討課題では、◇介護予防と保健事業の一体的実施など健康寿命の延伸◇被用者保険の適用拡大―をあげた。

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