武久会長「NP制度に大賛成」(9月12日)
日本慢性期医療協会の武久洋三会長は9月12日の会見で、日本看護協会が主張するナース・プラクティショナー制度について「大賛成だ。優秀な看護師はさらにレベルを上げてほしいと思っている」と述べ、支持する考えを表明した。
その上で、「そのためにも増大する介護需要には看護師の指導のもとに『基準介護』を設けて対応し、看護師本来のレベルの高い看護業務を行ってほしい」と提案した。
一方、介護保険のケアプランの有料化については「厳しい介護保険財政のなかで狙われるとすれば現在無料のところであり、そろそろかなとは思う。有料化すれば優秀なケアマネジャーのところに利用者が集まり、居宅介護支援事業所に優劣がつくが、同じサービスのなかでは避けては通れないだろう」と述べた。