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東京への専攻医の一極集中で意見相違(3月27日)

日本専門医機構の松原謙二副理事長は3月27日、厚労省の「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」に出席し、平成30年度からの新専門医制度における専攻医の都道府県別採用状況を報告した。東京都の専攻医数が1825人で、初期臨床研修時の1350人を大きく上回ったことから、委員から「東京への一極集中」との声が上がった。

松原副理事長は、「流入元は関東一円の近隣県が多く、東京の基幹病院が近隣県に医師を派遣すれば、医師偏在の拡大にはならない」と主張した。しかし委員から「東京への一極集中は初期臨床研修でもあったが、さらに増悪した。これは認めるべきこと」との反論が出た。

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