公明党が認知症基本法案に向け議論を深める(6月13日)
認知症施策推進の基本法案の策定に向け検討を進めている公明党の認知症対策推進本部は6月13日、元厚労省老健局長の宮島俊彦氏を招き、「認知症の人基本法」について講演を聞くとともに、質疑応答を行った。
同本部は法案骨子案を5月18日に公表し、骨子案をベースに議論し修正を加えていく。会合後、古屋範子本部長は、宮島氏の説明を踏まえ、障害者基本法と同様に、「認知症の人」という観点を重視して検討していく考えを示した。
認知症の人本人からの意見も踏まえ、今通常国会中にも公明党案を正式にまとめ、自民党へ協議を呼びかける。