中医協が4年保険医療材料改革に向けて議論に着手(5月26日)
中医協の保険医療材料専門部会は5月26日、令和4年度保険医療材料制度改革に向けた議論に着手した。
主な課題として、イノベーションの適切な評価や外国価格調整、再算定、プログラム医療機器の評価を議論する方針で一致した。今後、関係業界などからヒアリングを行い、検討項目を整理していく。
日本医師会の城守国斗委員は、「今後、AI技術が組み込まれた医療機器が出てくることが見込まれる」と述べ、プログラム医療機器の検討では海外の状況も踏まえて議論すべきと主張した。
日本薬剤師会の有澤賢二委員は、医療用アプリのインストールや使い方の説明などを薬局が実施することが想定されるとして、調剤報酬での評価も検討するよう求めた。