新専門医制度の一次登録の終了を報告(11月17日)
日本専門医機構は11月17日の会見で、来年度からの新専門医制度の一次登録が15日に終了したことを報告した。
登録者数は7989人で、初期臨床研修を終える医師の9割以上が新専門制度に参加することになる。このうち内科は2554人、総合診療専門医は158人。その他は精査が必要としている。
新専門医制度では大都市への医師偏在の拡大を避ける措置を講じた。その結果、福岡、大阪、愛知、東京、神奈川で上限定員を設けた。上限を超えたのは75人で、2次登録で別の研修を応募する模様。
また、医薬品医療機器総合機構(PMDA)と日本医療研究開発機構(AMED)での勤務を新専門医制度での診療実績に含めることを了承した。