令和3年の出生数は過去最少で死亡数は戦後最多(2月25日)
厚労省は2月25日、令和3年の人口動態統計の速報を公表した。出生数は過去最少となる一方、死亡数は戦後最多となった。
出生数は、84万2897人(対前年▲2万9786人、▲3.4%)で、過去最少となった。死亡数は145万2289人(同6万7745人増加、4.9%)で、戦後最多となった。出生数から死亡数を差し引いた自然増減数は、▲60万9392人と減少した。
死産数は、1万6854胎(同▲1040胎、▲5.8%)で戦後最少。婚姻件数は51万4242組(同▲2万3341組、▲4.3%)で戦後最少となった。離婚件数は、18万7854組で、昨年より8787組減少した(対前年▲4.5%)。
今回の速報値は、令和3年1月から12月の間に、各種届出書等から市区町村で作成された人口動態調査票の作成数であり、日本在住の外国人や外国在住の日本人も含まれる。