クロザピンの入院料包括外を検討(10月18日)
厚労省は18日の中医協の総会に、日本では普及率が低いが、統合失調症に対する治療効果が高いとされるクロザピンについて、精神療養病棟入院料の包括範囲から外すことを提案した。
高価な薬であるため、入院料に包括されると病棟で使いづらいとの指摘を踏まえた。
一方、ベンゾジアゼピンは依存性が懸念されるにも関わらず、睡眠薬・抗不安薬として多剤処方、長期処方されるケースがあることから、適正化を検討するとした。
薬剤数や処方期間の制限とともに、薬剤師・薬局と連携した取り組みを評価する診療報酬を新設する。