大臣折衝で診療報酬の本体改定率は0.55%に(12月18日)
加藤勝信厚生労働大臣と麻生太郎財務大臣は18日、平成30年度予算編成の大臣折衝を行い、次期診療報酬改定の本体改定率をプラス0.55%とすることを決めた。28年度の0.49%を上回った。次期介護報酬改定の改定率は0.54%で、本体改定では6年ぶりのプラス改定。
加藤厚労相は大臣折衝後の会見で、0.55%になった理由を、「医療機能の分化・強化、連携などを進める必要があるが、医療費増は保険料の引上げなど国民負担の増加につながる。それらを総合的に考えた結果」と説明した。