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日本専門医機構の渡辺新理事長が初の会見「安定運営への過度期」(7月4日)

日本専門医機構は7月4日、第5期の理事長に渡辺毅氏を選出後、初の会見を開いた。渡辺理事長は、寺本前理事長の努力によりここまで、新たな専門医制度や組織の基礎固めがなされ、現在は「安定運営への過度期」にあると位置付けた。

今後の課題としては、機構認定の専門医であるサブスペシャルティの追加を判断していくことをあげた。

サブスぺは19の基本診療領域をベースに、追加的に取得する専門医資格。学会が認定しているサブスぺは数多いが、機構は選定には謙抑的に対応している。今後、新たな選定の検討を行う姿勢を示したが、渡辺理事長は「難しい判断が求められる」との考えを示した。

プロフィール

【渡辺毅】1949年生まれ。1974年に東大医学部卒、同大付属病院内科研修医。1992年に同大大学院第一内科助教授、1997年に福島県立医科大学医学部内科学教授、2018年に日本専門医機構理事。

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