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日本医師連盟が参院選を振り返り評価 「組織の力示した」(7月13日)

日本医師連盟は7月13日に会見を開き、第26回参院選における自見英子氏の当選について振り返った。

自見氏は比例で21万3369票を獲得し、自民党の獲得した18議席中、8位での当選。医療・介護・社会保障系候補のなかではトップ当選となった。

日医連盟の常任執行委員を務める、日本医師会の松本吉郎会長は、「今回の選挙は自見候補個人の選挙だけではなく、組織が試される選挙であり、選挙における獲得票の意味や、選挙の重要性を訴えてきた。その結果、8位当選だったが、特定枠に2名いるので、実質6位であり、この位置づけは組織の力を示すことができたと感じている。他団体の推薦候補のほとんどが6年前と比べて票を減らされたなか、(自見氏は)2000票以上の上積みをして当選したことを大変評価している」と述べた。

医療の専門家の国会議員当選 医師会組織として喜ばしい

参院選直前に日医の会長選挙があった点については、「もし(会長選挙が)混迷すれば選挙に影響するかもしれないとの懸念を実は持っていたが、全国の先生方のご理解とご協力のおかげで選挙を終えた。先生方からは、『新執行部のもと、改めて気持ちが高まった』と伺ったので、その点ではほっとしているし、感謝している」との所感を述べた。

また、宮城選挙区の桜井充氏や、福島選挙区の星北斗氏の当選については、「1人でも多くの医療の専門家が国会議員として活躍されることは医師会組織として大変喜ばしい限りであり、今後連携していきたい」と述べた。

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