医療部会が令和4年度改定の基本方針の議論を開始(8月5日)
社会保障審議会・医療部会は5日、令和4年度診療報酬改定の基本方針の策定に向けた議論を開始した。
令和2年度改定の基本方針の基本的視点に位置付けられた「医療従事者の負担軽減、医師等の働き方改革の推進」や「医療機能の分化・強化、連携と地域包括ケアシステムの推進」などは、令和4年度改定においても、引続き重要課題とするべきとの意見が相次いだ。
一方で、コロナ禍を踏まえ、「平時と有事の対応」の検討の必要性を指摘する意見があった。 また、コロナ禍に伴い、推進が求められているデジタル化への診療報酬での対応を図ることや、外来機能を明確化するための診療報酬の設定を主張する意見があった。