アレルギー性鼻炎のオンライン診療認めず(2月8日)
厚労省のオンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会は2月8日、初診を含め医師との対面診療を求めないオンライン診療を協議した。
要望として、◇男性型脱毛症(AGA)◇勃起不全症(ED)◇季節性アレルギー性鼻炎◇性感染症-があがっていたが、いずれも対面診療が必要と判断し、認めなかった。緊急避妊薬については、産婦人科医など専門家を呼び、改めて議論することになった。性被害の場合は対面診療への心理的抵抗が強いとの指摘がある一方で、安易な処方が広がる恐れがあるとの意見もあった。
また、オンライン診療を実施する医師に対する研修を必修化する。当面は経過措置を設ける。