医療計画に新興感染症拡大時への対応を記載へ(11月5日)
社保審・医療部会が5日に開催された。都道府県が策定する医療計画の記載事項に、「新興感染症等の感染拡大時における医療」を追加する方向性を了承した。
想定される記載事項の「平時からの取組み」としては、◇感染症指定医療機関(感染症病床)等の整備◇感染防護具等の備蓄◇感染管理の専門人材の育成◇院内感染対策の徹底◇PCR検査等病原体検査の体制整備─が例示された。
また、新型コロナが収束していない段階で、地域医療構想をどう進めるかをめぐっても意見を交わした。診療実績の乏しい公立・公的病院の再編統合の議論は先送りすべきとの意見が目立った。