医療計画見直し検討会を外来機能の議論の場に設定(1月29日)
社保審・医療部会は1月29日、「外来機能の明確化とかかりつけ機能の強化」について専門的・集中的な議論を「医療計画の見直し等に関する検討会」で行うことを決めた。
政府の全世代型社会保障検討会議が紹介状なしで大病院を受診した場合に支払う定額負担の対象を200床以上の一般病院にまで拡大することを提案したことを受け、四病院団体協議会などが議論の場を設けることを要請していた。
議論では、医療資源の効果的・効率的な活用、患者が望む受療行動の実現等につながる外来医療の機能分化と連携を進める視点で検討を行う。
また、受診時定額負担については、医療計画見直し等検討会での議論を含め、医療提供体制は医療部会、定額負担を求める制度設計は医療保険部会、選定療養等に関する具体的な負担額や要件等は中医協で議論すると整理した。