見出し画像

医療保険部会が改革工程表を議論(11月14日)

社会保障審議会の医療保険部会は11月14日、経済・財政再生計画改革工程表の医療保険関係の検討項目について議論した。

改革工程表と骨太方針2018では、後期高齢者の窓口負担や毎年の薬価調査・薬価改定などが検討項目にあがっている。

議論では、高齢者の負担のあり方について健保連の佐野雅宏委員は「後期高齢者の負担構造の見直しに前進を」と積極的な検討を求めた。

日本医師会の松原謙二委員は、「窓口負担を現行以上に引上げることには反対」と述べた。

薬価改定については、日本商工会議所の藤井隆太委員が「薬価の引下げ分を社会保障の財源とすることは限界にきた。国内の製薬産業の衰退で海外に頼るようになりかねない」と指摘した。  

社会保険研究所ブックストアでは、診療報酬、介護保険、年金の実務に役立つ本を発売しています。