消費税率引上げに伴う2019年度診療報酬改定を告示(8月19日)
厚労省は8月19日、10月の消費税率10%への引上げに伴う2019年度診療報酬改定を告示した。控除対象外消費税問題に対し、診療報酬による消費税2%相当分の補てんなどを行う。個別改定項目については、2月13日の中医協答申ですでに示されている。
個別点数をみると、初診料が282点から288点、再診料が72点から73点への引上げ。急性期一般入院料1は1591点から1650点、地域医療一般入院料1は1126点から1159点、療養病棟入院1(A)は1810点から1813点、回復期リハビリテーション病棟入院料1は2085点から2129点、地域包括ケア病棟入院料1は2738点から,809点への引上げとなっている。
DPC/PDPSの各点数・係数は今回の告示で明らかになった。基礎係数については、大学病院本院群が1.1302、DPC特定病院群が1.0681、DPC標準病院群が1.0374となった。機能評価係数Ⅱなどは各DPC対象病院に対して設定されている。